エラワン・ミュージアム

エラワン・ミュージアムは、バンコクの郊外にあるため、一般的なバンコクの旅程ではあまり知られていません。

建物や庭園の美しさは格別ですが、最も印象的なのは、本堂の上から堂々と出迎えてくれる巨大な三頭身の象で、これを見て無関心になる人はいないと言っても過言ではありません。

エラワン・ミュージアムの歴史

エラワン・ミュージアムは、ムアン・ボラン野外博物館と同じ建築家によって設計されました。今回、このユニークなアーティストがやりたかったことは、美術館の3つのフロアに仏教原理の歴史という糸を通すことでした。

庭園に足を踏み入れると、すぐに宗教が浸透していることに気づく。インドラ神を運ぶために使われていた3つの頭を持つ象が、この施設のテーマを物語っています。

建物の中に入ると、3つのフロアそれぞれが、仏教をはじめ、ヒンズー教、バラモン教、キリスト教などによる宇宙を表しています。

1階は地下世界を表しており、様々な時代やスタイルの家具や陶器、そして細部までステンドグラスで装飾された素晴らしい螺旋階段があります。

2階は人間の世界で、東洋や西洋の様々な芸術作品が展示されています。その中でも最も興味深いのは、中国の千手観音像です。

3階に到着すると、そこは天国です。ヒンズー教の神話では、メルー山の頂上には、シヴァ神の住む楽園があるとされています。ここでは、古代の仏像のコレクションが展示されています。壁や天井にはコスモスの絵が描かれています。

エラワン・ミュージアムは、バンコクから約25km、ムアン・ボラン野外博物館の近くにあります。

公共交通機関：2つの方法があります。BTSスクンビット線でエレファント・エラワンE17駅（2番出口）まで行き、そこから無料のトゥクトゥクで美術館まで行きます（往路09:00～16:00//復路09:00～18:30）。

バス路線：102、507、511、536。

エラワン・ミュージアムの開館時間と料金

開館時間は毎日9:00～18:00です。
大人：400バーツ子供：200バーツ

タイ王国サムットプラカーン県バンムアンマイ、99 Kanchanaphisek Rd, Mueang Samut Prakan District, Samut Prakan 10270, Thailand